1〜10回
受賞者略歴と詩集
11〜20回
受賞者略歴と詩集
21〜30回
受賞者略歴と詩集
31〜40回
受賞者略歴と詩集

第31回 『あんパン日記』
平成10(1998) 長嶋 南子 ながしま みなこ
●1943年生。茨城県水海道市出身。
●日本社会事業大学卒。
●東京都立足立養護学校勤務
●詩集『失語』『鞍馬天狗』
●所属詩誌「パンと雲」「すてむ」「暴徒」
(編集長・鎗田清太郎)の同人
●日本現代詩人会会員。
●東京都足立区に居住

第32回 『乾杯』
平成11(1999) 嶋岡 晨 しまおか しん
  
●1932年高知県に出生
●明治大学文学部仏文科卒。
●立正大学文学部教授
●小説「虹の断橋」(朝日新聞社)
●近著「詩とは何か?」
●「ネオロジスム詩集」花神社
●「乾杯」にて小熊秀雄賞受賞
●H氏賞選考委員など歴任
●現住所〒194-0041
 町田市玉川学園8−3−11
  TEL(0427)26-4594


第33回 『丘』
平成12(2000) 松尾 静明 まつお せいめい

●1940年 広島県に生まれる。
●1976年 詩集「沙漠」気鯣行
       (第27回H氏賞候補)
●1978年 詩集「沙漠」兇鯣行
●1985年 この年より3年間、朝日新聞
   「こころのページ」のコラム執筆。
●1987年 詩集「遠い声」発行。
●1989年 詩集「大無口」発行。
●1993年 詩集「マロニーヒル」発行。
●1997年 詩集「マロニーヒル〜それから」発行。
●1998年 1月より翌年2月まで「詩学」の書評担当
●日本詩人クラブ会員。日本現代詩人会会員


第34回 『星の灰』
平成13(2001) こたき こなみ

●昭和11年(1936)12月6日北海道小樽市生まれ。
●「詩世紀」「にゅくす」「地球」「舟」等を経て、現在「火牛」同人。日本文藝家協会会員。
●日本現代詩人会理事。94年度、2001年度H氏賞の選考委員を勤める。
●既刊詩集「キッチン・スキャンダル」(レアリテの会)、「銀河葬礼」(花神社)、「幻野行」(思潮社)。
●アンソロジー「女たちの名詩集」(思潮社)に「キッチン・・・」より作品収録される。


第35回 『花嫌い 神嫌い』
平成14(2002) (故)玉川 鵬心 たまがわ ほうしん
●1929年 名古屋市生まれ。信州松本市で育つ、青年期の十年余を木曾、三重、愛知で過ごす。
小学校助教諭、地方公務員、公団職員
●所属 「石の詩」同人
●正伝動労者空手道会(六段師範)
●賞 '94年「国民文化祭・みえ94」
       現代詩部門最高賞
●著書「全人格にかかわる武道に執心を」
●詩集 「花嫌い神嫌い」




第36回 『愛、ゴマフアザラ詩
平成15(2003) 佐相 憲一 さそう けんいち

1968年5月4日 横浜生まれ、早稲田大学政治経済学部卒。肉体労働、頭脳労働、様々な職業を経験。ヨーロッパ、アジア、日本を放浪。現在は大阪で学習塾講師。17歳の頃より詩作を始め、
1997年に第1詩集「共感」、
1999年に第2詩集「対話」を発表。
今回の「愛、ゴマフアザラ詩」は第3詩集である。
現 在:すきっぷ現詩人の会代表
(詩誌『すきっぷ現詩人』)
関西詩人協会会員、詩人会議会員、
『軸』運営委員『PO』会員、グループ風歌会員
現住所:〒556−0015 
大阪市浪速区敷津西2−14−17シティKY501

第37回 『須臾(しゅゆ)の間に』
平成16(2004) 黒羽 英二 くろは えいじ

発行・詩画工房 

1931年東京都麻布区生まれ、早稲田大学英文科卒。
日本現代詩会、日本詩人クラブ会員、日本劇作家協会会員、「新・現代詩」誌所属。

著作〜「暗い村」(1953)、「遺跡」(1954)「いのちの旅」(1959)、「黒羽英二詩集」(1983)「間奏曲」(1997)、「鐵道廃線跡と」(2002)など。
1970年「目的補語」で、「小説・文藝賞」を受賞。
現住所〒255-0004
神奈川県中郡大磯町小磯653-8
TEL0463-61-2175

第38回 かんごかてい』看護過程
平成17(2005) 寺田 美由記 てらだ みゆき

発行・詩学社

1955 新潟県佐渡島 生まれ
1977 国立西埼玉中央病院付属看護学校卒業

現在 勤務のかたわら人間総合科学大学4年在籍

著書 詩集「二〇〇〇年の切符」
    (詩学社)
所属 埼玉詩人会 会員
    詩誌 「布」同人
現住所〒337-0002
埼玉県さいたま市見沼区春野3-5-3
TEL・FAX 048-686-8341

第39回 『冬の七夕』
平成18(2006) 水島 美津江 みずしま みつえ

1947年5月15日、栃木県生まれ

アルチュール・ランボーに触発されて詩を書き始め、「砂」「地球」を経て、1995年個人誌「波」を創刊。現在「日本未来派」同人。

 1976年「蒼ざめた海」、1991年「フラウバッハの花火祭」、1998年「白い針ねずみ」出版。

現住所〒3537-0005
埼玉県志木市幸町3-22-7
TEL 048-471-3242

第40回 『直立歩行』
平成19(2007) 斎藤 紘二 さいとう ひろじ



1943年10月12日、樺太生まれ。
引き揚げ後、秋田県横手市で育つ。東北大学法学部卒業、現在仙台市居住。
中学2年頃から詩作を始め、大学卒業後に勤務した国立療養所時代に私家版詩集『直立歩行』を出版。
20代に詩人会議に所属し、『現代青年詩集』(秋津書店)などに作品を発表する。2006年5月、思潮社より『直立歩行』を上梓。同年12月、『現代詩手帖年鑑』で『直立歩行』の中の「自由」という詩が『2007年代表詩選140篇』のひとつに選ばれる。

第40回小熊秀雄賞・受賞作品


詩集『直立歩行』より 作品紹介


 ひとつの春を迎えるたびに
 ぼくは急激に衰弱する
 一度に数個の春が
 ぼくの内側を駈けてゆくのだ

 だからぼくは羨む
 きみたちの歓びを羨む
 きみたちがあまりにも楽しそうだから
 ぼくは取り残されて不安だから

 ぼくは苦痛によってきみたちと連帯できる
 けれども
 歓びによってはできないのだ

 全ての優しいもの
 全ての温かいもの
 全ての明るいもの
 それらほくとは無縁であるいっさいのものの
 ひとつの象徴としての春を憎む

 農民も労働者も
 子供も老人も
 貧乏人も退院可能な病人も
 こぞって祝福する春を
 ぼくは一人で憎む

 そして何よりも
 そのように憎む自分を
 最も深く憎むのだ






主旨と公募規定 これまでの受賞者
1〜10回受賞者と詩集 11〜20回受賞者と詩集 21〜30回受賞者と詩集
31〜40回受賞者と詩集


re_top